『弁護人』公開中 韓国映画 監督:ヤン・ウソク 出演:ソン・ガンホ、イム・シワン、 キム・ヨンエほか →映画.com 《あらすじ》韓国16代大統領のノ・ムヒョン。 彼がまだ弁護士だったころの実話をもとにしたフィクション。 |
つもりだった。
しかしあることから、彼は売上か人情かの選択を迫られることになる・・・
《感想》
一人で観に行かなかったことを後悔するくらい、最後には熱い涙がこみ上げてくる。
裁判を描いているのにこんなに胸が熱くなることってあっただろうか。
とにかく、主演のソン・ガンホの魅力満載の映画。
あれは卑怯だよなあ~。
決してイケメンではないんだけれど、愛嬌のある顔で、ちょっとダメなところが出てきても、観客はその役の人物を嫌いになれないのだ。
彼の中に、自分と近い何かを見出して、ついつい一緒になって応援してしまう。
この作品も、最初は金儲けに走ってコンプレックスにまみれていて卑屈さももっている、場合によっては魅力的に感じなさそうな弁護士であったウソクのはずだったのに、ある目覚めを経て、観客も見方が全く変わってしまう。
たしかに重いけれども見て損はない一品です。
公安役の人、そして食堂のおばさんも印象強い。特に、公判で食堂のおばさんが見せる笑顔には、思わず落涙しそうになってしまった。安心させてやろうと向けた笑顔が泣ける。
そして今回は、舞台挨拶に10年ぶりにソン・ガンホ来日!!!!
行ってきました!!!
主演のソン・ガンホとプロデューサーのヤン・ウソクのお二人が登壇。
生ガンホはスリムだった!顔も小さい!低くていい声!人懐こい笑顔はスクリーン通りで、すっかり夢見心地で過ごした短い時間でした。
是非また来日してほしい。
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