監督:キンバリー・ピアーズ
出演:ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニーほか
allcinema⇒「ボーイズ・ドント・クライ」
≪あらすじ≫ 性同一障害のティーナは、女の格好を捨て、男として出かける。その先で心から愛する女性と、友人たちを得た…はずだった。実話をもとにした作品。
どうしていいかわからない。
最初から悲劇に向かう雰囲気は感じてたけどここまでとは・・・。
悲しいを通り越して、呪いたいくらいの憤りを抱えてしまって、自分の中で消化できるかわからない。
いったい彼(彼女)はあれほどの目に遭わなきゃならないほどの罪をいつおかしたってんだ?
犬猫じゃないんだぞ!人間だぞ!?
何日か前まで友人と思ってた相手になぜあんなことができるんだ。
友人への信頼も裏切られ、尊厳も踏みにじられて、さらにそれは彼(彼女)がなりたくてやまない男のしわざで。もう何重に傷つけられたのかわからない・・・
救いがないわけじゃないけど。
でもしばらく立ち直れない。
おまけにこれ実話。
いや、でもね、私は偏見を抱きやすいタチだと自覚しているし、例えばいつ自分が加害者側か被害者側に回るかもわからない。だからこそこういう映画は見なければ。辛いけど。
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