監督:ハル・アシュビー
出演:ピーター・セラーズ、シャーリー・マクレーン、メルヴィン・ダグラス、ジャック・ウォーデンほか
→allcinemaチャンス
《あらすじ》 長いこと庭師の仕事をし、外の世界を知らずに暮らしてきたチャンスが、いきなり世の中に放り出される。富豪と偶然知り合ったことにより、あれよあれよと大統領に祭り上げられそうになったりと時の人になってしまうが、彼自身は初めから何一つ変わっていない。しかしチャンスと出会った人たちは何かしらの光明を見つけていくのだった…
アカデミー賞受賞作品。衛星放送でアカデミー特集をしてくれているので鑑賞。
分類に困った。チャンスは単に庭のことを話しているだけなのに周りが勝手に「なんて含蓄のあるお言葉!!!」と誤解していくのが笑えるのでコメディに。富豪の妻役のシャーリー・マクレーンがすごすぎて声出して笑ってしまう。
がちゃがちゃうるさい映画ではない。風刺がきっつい作品。
いわゆる教育は受けてないチャンスだが、世の理ってもんは体で覚えてる。見てたら案外仏教的かもしれないと思った。生々流転とか色即是空…。
誰かと対峙しててもそこには鏡に写った自分を見ているようなもの。腹黒い人はチャンスを胡散臭いと思う。
笑えるし、どこかあったかくもなりますが考えさせられる映画でした。
ラストも解釈が人によって大きく異なりそうだ。私は「彼は大人のファンタジーで、こんな妖精さんいるわけねえだろ。でももしいたら会ってみたくないかい。関わる勇気があるかい」という意味なのかなあと感じた。でもここまでの流れで、あるがままを勝手に考えなされっていう、ラストまで観客への風刺なのかもしれないやね。
エンドロールのNG映像が一転しておかしい。笑い袋みたいだ。
PR
いわゆる教育は受けてないチャンスだが、世の理ってもんは体で覚えてる。見てたら案外仏教的かもしれないと思った。生々流転とか色即是空…。
誰かと対峙しててもそこには鏡に写った自分を見ているようなもの。腹黒い人はチャンスを胡散臭いと思う。
笑えるし、どこかあったかくもなりますが考えさせられる映画でした。
ラストも解釈が人によって大きく異なりそうだ。私は「彼は大人のファンタジーで、こんな妖精さんいるわけねえだろ。でももしいたら会ってみたくないかい。関わる勇気があるかい」という意味なのかなあと感じた。でもここまでの流れで、あるがままを勝手に考えなされっていう、ラストまで観客への風刺なのかもしれないやね。
エンドロールのNG映像が一転しておかしい。笑い袋みたいだ。
PR