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座頭市千両首

09785974.jpeg監督:池広一夫
出演:勝新太郎、坪内ミキ子、長谷川待子.若山富三郎ほか
Gyaoで無料配信中→座頭市千両首
座頭市千両首(1964) - goo 映画

《あらすじ》 シリーズ6作目。以前斬った男の墓参りに訪れた村で千両強奪事件に巻き込まれる市。村人たちは忠治の仕業だと騒ぎだすが、忠治に義理のある市は事の真相を確かめに動き出す。一方そんな市をつけまわす娘。娘は墓の中の男の妹だった…

やたらとセットの質感がリアルだなあと思って観てた。その世界では有名な西岡善信さんが美術をされています。カメラもどうすれば横長画面をより生かせるかという考えから撮られてる気がします。
以前ドラマの座頭市でも書いたけど曲と映像のハマり具合がいいのですわ~。
時間短いながら中身は盛りだくさん。もちょっと整理してもよさそうな気がする。

一番の見どころは勝の実の兄、若山富三郎との対決でありましょう。西部劇かよっていいたくなる場面から、一瞬の居合から、とにかくもう濃いったらないね!

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兵隊やくざ大脱走

yakuzadassou.jpg監督:田中徳三
出演:勝新太郎、田村高廣、成田三樹夫ほか
Gyaoで無料配信中→兵隊やくざ大脱走
兵隊やくざ大脱走(1966) - goo 映画

《あらすじ》 シリーズ5作目。いよいよソ連軍とぶつかって玉砕も近いだろうといわれている関東軍。大宮が一時部隊を離れている間に部隊が壊滅し、奇跡的に助かった有田と避難する。その際将校に化けて他の部隊と合流した大宮達。下にも置かない扱いをされて調子に乗る。そこへ顔なじみの元憲兵青柳が出現。二人の正体を知る人物。さらに二人に、在満日本人の避難護衛の任務命令がくだり…


毎回なにかしら女性が登場するのは花を添える意味なのかな?
将校のふりをしていた二人がいつの間にか本物より本物らしくなるのは面白い。
シリーズが進むにつれて危機的的状況が加速。アクションコメディのコメディ部分があるのが逆に物悲しさを感じさせる。青柳にいたってはちょっとだけの出番なのに最後に全部もっていった感がある。

当時一般市民をほっぽって逃げ出した兵隊も多かったと聞く。ソ連軍侵攻の報を知りつつ置いてかれた方たちの絶望たるや。しかし当時の兵隊も、きっと軍人教育も行きとどかないままに戦地に送られてしまった、もと一般市民。もしも自分が当時どちらかの立場であっても立派に行動できたかどうか自信無い。

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兵隊やくざ脱獄

yakuza.jpg監督:森一生
出演:勝新太郎、田村高廣、小川真由美ほか
Gyaoで無料配信中→兵隊やくざ脱獄
兵隊やくざ脱獄(1966) - goo 映画

《あらすじ》 終戦間近。大陸で従軍していた有田、大宮の二人は逃亡をはかって刑務所へ。そこを出ると今度はソ連との国境である最前線に送られる。偶然刑務所で知り合った沢村と再会し、お互いの無事を喜んでは内地へ戻ることを心待ちにしている。そんな中、沢村が逃亡をはかったとして上官に射殺され…

座頭市で一躍スターになった勝が、実力派田村と組んでのシリーズ。
兵隊やくざシリーズは人気で、本作は4作目。
終戦から約20年後の公開でしたから、壮年になった元軍人さんたちも、めちゃくちゃ共感して盛り上がったんじゃないだろうかと想像する。

すらりとスタイルも良くって頭もキレそうな田村と、見た目はずんぐりむっくりでも愛嬌があって破天荒な勝のコンビが楽しい。下手に女にふらついたりしないのも良い。男二人のコンビ物ってのは鉄板なのかも。

役者さんたちがみんなギラツイてて画面が熱い。最近ではなかなかないなあ。

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ヴィクティム

viku.jpg監督:リンゴ・ラム
出演:ラウ・チンワン、レオン・カーフェイ、エミリー・クワンほか
Gyaoで無料配信中→ヴィクティム

《あらすじ》 突然誘拐されたタクシー運転手。発見されたのは過去に一家心中の起きた幽霊ホテルだ。その事件以来運転手は人が変わったようになり、同棲している恋人も恐怖を覚える。事件を追う刑事は運転手の恋人の協力を得ながら操作を続けるのだが裏に隠されていた事実は…


うひいいーーーっ。痛い!そんなシーンが何度かあるので心の準備が必要。

前半までオカルト?ホラー?のような雰囲気で進み、映画「シャイニング」を彷彿とする。なにしろ監督の名前がリンゴ・ラム。シャイニングに繰り返し出てくるのはレッド・ラム。なんとなく似てるのはわざとか?!どうなの?!
香港の巨匠だそうなのでやっぱ偶然?

後半からまったく別作品のように話が展開して少々戸惑った。6割くらいすごく期待させてくれて面白いから、あともうひと押しが欲しい。

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みんな誰かの愛しい人

minnna.jpg監督:アニエス・ジャウィ
出演:マルリー・ベリ、アニエス・ジャウィ、ジャン・ピエール・パクリほか
みんな誰かの愛しい人(2004) - goo 映画

《あらすじ》 ロリータの父は有名作家。ロリータは外見にも、また、父に振り向いてもらえないことからもコンプレックスを抱いている。ボーイフレンドも父の名声目当てだろうと疑心暗鬼。また、そんなロリータの教師は駆け出しの小説家と結婚している。ロリータの父が書評を書いて、教師の夫も売れ始めるのだが…。気持ちがかみ合わずすれ違う人々を描く。


カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。
大きい事件は起きないんだけれど、ついつい見てしまう。
だいたいのアウトラインは少女漫画的で、コンプレックスで卑屈な少女が恋や周りの人のおかげで改心(?)する話。他愛ないっちゃそうなんだけど、脚本が賞とってるだけありましてイイ。かなりイイ。しゃれたセリフの応酬ってことじゃあないよ。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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