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漫画家 藤井みつるの公式ブログ
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作・演出:宮藤官九郎
出演:市川染五郎、中村七之助、中村勘太郎、坂東彌十郎ほか
公開中→公式サイト「シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど」
《あらすじ》 『くさや』の汁で何故だか死人が生き返ってしまい、ゾンビで江戸中が大騒ぎ。どうにかゾンビと人間の共存をはかろうと知恵を働かせるくさや職人だったが…
ゲキシネとして近年舞台を映画のスクリーンで観ることができるようになりました。
今回初めて体験。ドキュメンタリー?というにはお芝居自体の内容はファンタジーで味わったことのない距離感が新鮮でした。
さて、その舞台。
クドカンはホントにすごいよね…!
そりゃ伝統的な歌舞伎にこだわる方は納得できないとこもあるかとは思いますが。
でも歌舞伎ってけっこうお話のあらすじガッタガタでも見せ場が決まればイイとか、スターがでて華々しく気分盛り上げてくれたらいい♪そんなものも多いし。特に町人の世話物は身近で楽しいもので。
大らか~な娯楽心が核にあると勝手に解釈しとりまして、クドカンは見事にそんな魂をおさえてる!と感じました。
すっぽんの使い方も効いてるし。いきなり群舞だって役者さんの年を考えると心配になるくらい激しく踊ってる。殺しの美学もおさえてある。何より城好きスター三津五郎のアホアホ演技に惚れそうです。
楽しかった!
ああ…才能ある人ってホント素晴らしい。
できれば生で歌舞伎座の舞台で観たかったな。また新作どんどん作ってくれないかなあ♪
ところで七之助さんの女形姿と天海祐希さん似てませんか?角度によってすごく。
監督:中西健二
出演:北川景子、甲本雅裕、市川亀治郎、宮尾俊太郎ほか
花のあと - goo 映画
《あらすじ》 江戸時代、東北にある小さな藩で、剣術道場の娘=以登は男顔負けの腕をもってると評判だった。以登には婚約者がいるが食い意地ばかり張っている相手にほとんど関心が持てず。藩随一の剣士=江口と一度だけ試合をしたのが忘れられない。その江口が江戸へ藩命で向かうことになるが、江口の許嫁と藩の重臣が逢引してることを知った以登は…
藤沢周平原作の時代劇。ヒーローにあたる剣士をバレエダンサーが演じるなど異色。主演の北川さんは半年剣の稽古をしたそうで、難しい殺陣も頑張ってます。
ん~、でもどうしても現代の顔なんだなあ…。
悪役の市川亀治郎と、許嫁の甲本雅裕が特に良いです。
亀治郎のまばたきのしなさ加減が…蛇のようで悪役にばっちり!歌舞伎役者さんの悪役は実にええねえ♪
杉並区のマスコット