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nova.jpg宝塚星組公演「ノバ・ボサ・ノバ」「めぐり会いは再び」を観てきた。

ノバ・ボサ・ノバはほとんどセリフのないミュージカル形式。
リオのカーニバルに観光にやってきた白人母娘と泥棒の織り成す熱い3夜。
あらすじはざっくりそのくらい。

幕が開いてからほぼノンストップで激しく歌い踊る。文字通り。
なんちゅうハードさ、なんちゅう派手さ!恋濃い!熱いぜ!

いつも連れて行ってくれる人が「今回ほど出色の演しものは珍しいくらい」と言ってた通り、すげー楽しかったです!
今まで星組公演はDVDなどで見てはいたのですが、生で観たらDVDなんぞではやはりあかん~。特にトップの柚季さんの低音の音域の広さと確かな表現力と踊りの充実は素晴らしい。アラベスクが全然ぐらつかないんだもんなあ。素人が観ても、最高に脂が乗ってると感じました。
今の時期の柚季さんを見逃したらもったいないね~きっと。

めぐり会い再び、は貴族のお嬢様が花婿探しに開いた催しにやってきた候補たち。お嬢様もお坊ちゃまも自分の従者と入れ替わって相手をこっそり観察してやろうと企むが…という内容。

挿入歌では平井堅の曲が登場して驚いた。こんなに場面に合う曲がよく見つかったもんだなあと思ってたら、平井堅がこのために書き下ろした曲だそう。知らなかった。

ポンポンとテンポよく展開してサービス精神にあふれた楽しい劇でした。リアルハーレクインだわ~。


出演:柚季礼音、夢咲ねね、ほか

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宝塚月組公演「バラの国の王子」

a1613c79.jpeg月組公演「バラの国の王子」とショー「ONE」を観てきた。

バラの~はあの「美女と野獣」のお話。原作のほうを私は知りませんで、ディズニーでの印象が強かったのですが、宝塚の公演はより原作に忠実だそうです。

冒頭の説明からがっつりミュージカル。野獣に変えられてしまう王子の従者たちも動物に変えられてしまう。
ずうっと動物の頭部部分を片手に持ち、歌い踊ってるのはかなり片腕がつりそうです…。

月組トップの霧矢さんは声が良く、伸びるし通るしで、聴きごたえがありました。
仲良くなった野獣とヒロインを従者たちがいつも見守ってるわけですが、告白の場面でさえも見られてるよー!王子ともなるとそんなことは気にしないのか。観てるほうがヒヤヒヤ。公開告白!公開〇〇!

現代でいうなら野獣めっちゃ草食男子だね~、いきなりヒロインに「あなたが主人です!」と下僕宣言したな~。といってもけっしてSMな話ではありませんから安心してください。汚れちまった私たちのツッコミがイケナイのです。

「ONE」は派手!キランキラン!これですよ、これが楽しいんじゃないですか!テンションあがります♪ピンクのタキシードも可愛かったし、気分盛り上げてくれるショーでした。
明日からまたがんばろう~。

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哀しみのコルドバ

korudoba.jpg哀しみのコルドバ(花組公演)
演出・脚本:柴田侑宏
出演:真飛聖、桜乃彩音、大空祐飛、未涼亜希ほか

《あらすじ》 花形マタドールのエリオ。師匠の娘との婚約も決まり、スペインでの栄誉をほしいままにしていた。そんな時彼は昔の恋人と再会する。再び気持ちの燃え上がる二人だが、彼女は実業家リカルドの愛人になっていた…


宝塚ビギナーなので知りませんでしたが、スペイン物も宝塚の十八番なのですね!ハマってます!いい。めっちゃいい。
フラメンコもともと好きなので、幕が上がってすぐにマタドールたちが舞台いっぱいに立ち、フラメンコ踊られた日にゃあ鼻血吹きそうです。個人的には未涼さんが片ピアスで赤シャツ登場の胡散臭さにメロメロでっさ。

懐かしの名作の再演だったらしく、確かにストーリー展開は昔のドラマのような障害だったりするので途中から読めてしまうけれども、それでも楽しく観れてしまう勢いってもんがありまして見ごたえ十分。ツッコミ気にならなくなるくらいの勢いって大事ですよ、映画でも小説でも漫画でも~♪

DVDで観ましたので、すでに主演のお二人は退団されている何年か前の上演作品なのですが、特に主役エリオに真飛さんがハマり役。定期的に上演してほしい。今度は生で観てみたいです。

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宝塚雪組公演「黒い瞳」

kuroi.jpg宝塚雪組公演「黒い瞳」を観てきた。
かつて真琴つばささんが退団するときに公演したものの再演で、全国ツアーで小公演になるため、一部カットされてるところもあるそうな。

先月の雪組公演「ロミオとジュリエット」では娘役トップが決まっていなくてW出演だったのですが、今回からトップは舞羽美海さんに決まっており、心なしか観るほうも安定して観れる気がしました。

私先月の「ロミジュリ」もものすごく良かったと思ってたが、今回のは演者さんたちの持ち味がより良く出ていたような。コアなファンの方からみたらどうなんだろう。
‘世間知らずで真っすぐなボンボン’の役は音月桂さんにハマってたのは言うに及ばず。特筆すると対する未涼亜希さんがめっちゃ良かったです!‘信念に生きて裏切りにあい、儚く散った情に厚いプガチョフ’て役自体がいい役ですが、歌も踊りも良くって妖しい魅力もあり、時々目が釘付けになってしまう。

この方はキャリアも長い実力派だそうです(詳しい人に教えてもらった)。ショーで観てても目を引くし、何より私の好きだった成田三樹夫に似ているし、どうしてもっと前面に出てないのだろう~。
でもトップの音月さんは別枠で、やはり出てくると舞台がパアッと華やぐ。

演出のせいもありますが、陽の音月さんと陰の未涼さんの組み合わせが、正直萌え萌えでありました…。なんつうんだ、一匹狼が唯一心を開く友達。あいつはみんなの人気モノで…みたいな。いけん。妄想が独り歩きする。

ミュージカルなのでオープニングからコサック風味で、観てるだけで太ももと膝がやられそうにキツイ踊り。私の後ろに座ってた、当初宝塚を侮ってた若者も、最後には舌を巻いてました。娘役トップになった舞羽さんも可憐で美しい踊り。長尺の布を使っての場面などため息もん。できれば大きい劇場で観たかったな。
その代わり客席に下りての握手などサービスもあって一気に心拍数上がりました…。

今雪組は分かれて「ニジンスキー」も公演中。なのでショーの「ROCK ON!」も人数が少なく、ラインダンスもちょっと寂しかったです。

全国ツアー中 雪組公演「黒い瞳」脚本:柴田侑宏 演出・振り付け:謝 珠栄「Rock on!」作・演出:三木章雄
出演:音月桂、舞羽美海、未涼亜希,一樹千尋ほか

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c3870427.jpeg花組トップスター、真飛聖さんの退団公演であります。
「愛のプレリュード」とレビュー「ル・パラディ」を観てきました。

溌剌としたまっすぐな令嬢と、ちょいやさぐれぎみな、でも芯の通ったボディガードの恋物語(味付けかなりコッテリ)。
だけにあらず!

まさかの旧友とのBL…????
と思ってしまうかのような男同士のカタイ絆ダンス。

あいや。素直に観れば涙必至のシーンなのですが、腐りかけた私と連れの目から観たら、もう嘘オン!と叫びたいくらいの動揺シーンなのです。ありゃりゃ?
真飛さんはものすっご熱演でした。幸運にも近くで観られたんで、意気込みも感じて感動しました。


レビューは退団公演なせいか、花組の方々総出らしい場面が多かったです。とにかく迫力と壮大さがハンパない。是非ステージ近くで観る(観られたら)のを勧めます。真飛さんも何度か客席へ降りてフレンドリーに接してらした。コアなファンは感涙しそうだ。トップの真飛さん以外にも計7人が退団される。

震災支援募金の呼びかけもありました。舞台の終わった出演者さんが、ロビーで手ずから募金を募ってました。アメリカ産の夢の国=TDLも再開しましたが、日本産の夢の国だって活躍してます!
やっぱりさあ~宝塚って観ると元気出るんだわ。明日からまた頑張ろうって気にさせてくれるんだ。素晴らしいよね。

出演:真飛聖・蘭乃はな・壮一帆・愛音羽麗ほか花組

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HN:
藤井みつる
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性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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