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イップ・マン

中国ドラマ 全50話
製作:チュイ・ポーチュウ
監督:ファン・シャオテン
出演:ケビン・チェン、セシリア・ハン、ユン・ワー、ブルース・リャン、ソン・ヤン、クリッシー・チャウほか
[あらすじ]
全世界を席巻したカンフーの雄、ブルース・リー。彼の師匠であったイップ・マンの半生を描く。
まだ中国が清であったころに生まれたイップは、幼いころから才気にあふれて変化も柔軟に受け入れる、いわば新時代の子供だった。成長して、列強の支配下に置かれるようになった中国で、誇りをもって立ち向かう手段として人々が熱狂したのは武術。すでに手練れと有名だった彼は、本人が望むか否かにかかわらず、ヒーローに祭り上げられていく。一方それを面白く思わない幼馴染のチャン、そして生涯武芸のライバルであり続けるスーも己のために立ち上がるのだった。。。


面白かった。
イップマンのことはまったく知りませんでした。
少し懐かしい感覚のある、ブロマンスともいえるような友情、そして一途な愛情。
特に昔の邦画を見られる方なら、けっこう楽しめると思います。

名もない郵便配達や市井の人々の、イップマンを信じる気持ちに、ところどころ泣きながら観てしまいました。

中国の近代を描くと、必ずと言っていいほど登場する日本軍の占領時代。
その点も日本人が観ても比較的拒否感薄めに観られる作りでした。

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太平記

NHK大河ドラマ全49話
原作:吉川英治「私本太平記」
脚本:池端俊策、仲倉重郎
出演:真田博之、沢口康子、陣内孝則、片岡孝夫(仁左衛門)、片岡鶴太郎、高嶋政伸ほか

[あらすじ]鎌倉幕府の実権は北条氏が握っていた。京都の天皇家にも北条氏は口出しし、それを快く思わない後醍醐天皇は北条討伐を掲げるも失脚。しかし鎌倉方にも北条憎しの気運は高まり、足利尊氏を筆頭として、後醍醐天皇と手を組んで打倒北条へと動き出す・・


リアルタイム放送時には観てませんで、最近全話一気に見たのです。これが・・・面白かったーー!!
なんですかこれ。10代のころに観てたら同人誌作ってたかもしれませんや。
最近の大河もびっくりな、これもイケメン大河といっていいんでは。主演が真田博之。脇に本木雅弘だの陣内孝則だの。ちょっとだけだけど豊川悦史も。梨園きっての美男子片岡孝夫だしね!

しかしこのドラマ、そんな並み居るイケメンよりも、武田鉄也演じる楠正成が男気があって一番かっこいいという・・!
あ、そうそう。時代劇ではめったにお目にかからない南北朝時代のお話なんですよね。
もやーっと楠正成や学校で習った尊氏たちは覚えちゃいたけど、具体的にどんな流れで朝廷二つなんてめんどくさいことになってたのか、このドラマで初めて知りました。

このドラマでぴか一は鶴太郎です。いんやー素晴らしい。今後北条のこの役やる人って意識せずにはいられないんでないかい。滅亡時の演出も、んまあなんてどSな!素晴らしいですわ!
終盤の、臣下の遺体を馬上から見下ろす尊氏の場面でも、どうやら偶然らしいですが、馬の足の角度もまるで一枚絵のような角度でして。何か持ってるとしか思えませんこのドラマ。

長いからそうそう機会もないとは思いますが、万一機会がありましたら、ぜひ一気に観て下さい。損はしません。

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アメリカTVドラマ S1、S2とも12話
監督:マーティン・スコセッシ
出演:スティーブ・ブシェミ、マイケル・ピット、ケリー・マクドナルドほか
→イマジカBS「ボードウォークエンパイア」
[あらすじ] 実在の政治家、イーノック・ジョンソンをモデルに、アメリカ禁酒法時代を背景に、裏社会を牛耳ってのし上がっていった男、ナッキーの半生を描く。

テレビドラマでありながら、力の入り方半端じゃない。
まずはアカデミー監督のマーティン・スコセッシ。
そしてこだわりまくったセットや衣装。
映画レベルの金のかけ方ではないでしょうか。

シカゴのアル・カポネやNYのギャングも登場。
裏社会でほんの少しの力の均衡が崩れる時の怒涛の攻勢よ・・!
なにより捜査官がだんだん壊れていくのが怖いです。
それに対抗勢力の家が内側から瓦解していくのもぞっとする。

いやあ、ほんと、穏やかな老後を迎えたかったら、奥さんには優しくしておかないと怖いですよ・・。

さて私はシーズン2までしか観てないので、その後どうなるのかをまだ知りません。シーズン4まであるのかな?

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韓国時代劇『剣と花』

韓国テレビドラマ 全20話
出演:オム・テウン、キム・オクビン、チェ・ミンスほか
→BSTBS「剣と花」
【あらすじ】時代は紀元前660年代。朝鮮半島は高句麗、百済などの4つに分かれていた。隣国の唐は隋を倒したばかりで周辺諸国を傘下におさめようと次々攻めている。高句麗で有名な将軍ヨン・ゲムソンと王は国政の方針で対立。二人の対立はそれぞれの息子と娘の恋にも影をおとしていくのだが・・
面白かったです。
写真中央の、オム・テウンの顔が好きで(笑)それを目当てに観ていたのですが、ドラマを観ていくと向かって左のおじさん、チェ・ミンスもちょいとかっこよく見えてきてしまう・・・!

このドラマは、悪役にあたるチェ・ミンス演じる将軍がやらかすことがあるんですけども。よくある韓国ドラマだとその理由はだいたい私利私欲で、わめいたりなんだりとワガママを通そうとしたり悪い笑みを浮かべたりしてるのが多いんですが、このドラマでは起こした事件の理由ってのも、ちゃんと信念に基づいた理由があって、後世何と言われようとも俺はこの選択をするのだ!て覚悟があるんですよ!

詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、意外にも20話と短めなわりにまとまってました。少々地味な印象があるのは、たぶん私が朝鮮半島のその時代の頃の歴史にほとんど明るくないせいだろう。
王朝といってもそんなに形式ばって絶大な権力を誇る、て感じでもなさげなんですよね。日本の平安末期の王朝みたいな感覚なんだろうか?本国の方々には、きっと名前を聞いただけで「ああ、あの」とわかるくらいの有名な偉人なのでしょうね。

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アメリカテレビドラマ
シーズン1は全話

監督:デビッド・フィンチャー
脚本:ボー・ウィリモン
出演:ケヴィン・スペイシー、
ロビン・ライト、ケイト・マーラほか
→公式サイト「ハウス・オブ・カード」

【あらすじ】次期国務長官を約束されていたはずなのに、いざ閣僚決定の段になって裏切られてしまうフランシス。下院議員の座に甘んじず、なんとしてもホワイトハウス入りを果たそうと、策謀をめぐらし始める・・・


もとはイギリスの小説で、イギリスでもドラマ化されていたものを、舞台をホワイトハウスに移してリメイクした作品。
骨太な政治の駆け引きが次々と繰り広げられます。

もっと腹黒なのかな?と思って観始めたんですが、時代感のせいか、あるいは心情を観客にむかってだけですがセリフで説明してしまうからか、そんなに腹黒大物には私には感じませんでした。

そこまでやっちゃうんだ?てこともあるんですが、意外と自ら動いてるのでフィクサーまでもいってない・・・たぶん今後シーズンを続けて観ていくと、もっとあくどく野望をかなえていくのでしょう。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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